No.60:高知県・雪渓寺の仏像/毘沙門天、吉祥天、善膩師童子像(湛慶作)、薬師三尊像、十二神将像、ご朱印など
四国八十八箇所霊場の1つである高知県高知市長浜にある「雪渓寺(せっけいじ)」を紹介します。四国には空海が開いたとされるお寺が多くありますが、そのほとんどが真言宗です。 この雪渓寺も空海の開祖が伝えられ当初は真言宗であった…
「仏像がすき。」でつながる、仏像コミュニティ
四国八十八箇所霊場の1つである高知県高知市長浜にある「雪渓寺(せっけいじ)」を紹介します。四国には空海が開いたとされるお寺が多くありますが、そのほとんどが真言宗です。 この雪渓寺も空海の開祖が伝えられ当初は真言宗であった…
四国徳島で最古の曹洞宗の禅寺といわれ、文化財が多く残されているために「阿波の法隆寺」「阿波の正倉院」などともといわれる「丈六寺(じょうろくじ)」を紹介します。 徳島の仏像といえば井戸寺の十一面観音や雲辺寺の仏像を連想され…
今回は源氏と平家が合戦を繰り広げた屋島の戦いで有名な古戦場、四国高松の「屋島」にある「屋島寺(やしまじ)」を紹介します。 ここは弘法大師空海を祀った「四国八十八箇所霊場」の84番目の札所でもあります。寺は高台にありますの…
鶴林寺(かくりんじ)は兵庫県の播磨地方にあって、「西の法隆寺」「播磨の法隆寺」などといわれる聖徳太子ゆかりの古寺です。 奈良の都が出来る前の仏教が日本に伝わったすぐ後に出来たかなり由緒のある古い寺です。 また時代により繁…
東京都品川区西大井にある養玉院(ようぎょくいん)は「養玉院」と「如来寺」が大正時代の末に合併して「帰命山 養玉院如来寺」となりましたが、現在の正式登録名は「養玉院」となっています。東海道新幹線からも下りの右手車窓からこの…
大円寺は、津軽では「大鰐の大日様」として人々から慕われています。しかしこの本尊の大日様は昔から大日如来として信仰を集めてきていますが、実は像の姿は阿弥陀如来なのです。 しかし、この大きな阿弥陀如来像が大日如来像として信仰…
山寺(やまでら)の名前で親しまれている山形県の立石寺(りっしゃくじ)を紹介します。このお寺は山寺の名のごとく、奇岩で覆われた山中に寺院の建物が点在する全山が霊山(れいざん:神聖な崇拝の対象となる山)となった慈覚大師(円仁…
東京目黒にある五百羅漢寺は「目黒のらかんさん」と呼ばれて親しまれています。 東京の人にもあまり知られていないのですが、目黒にあるこのお寺はなんといっても「羅漢(らかん)」とよばれる仏像が堂内にぎっしりと500体(実際は3…
今回は日本のシルクロードとも呼ばれる栃木県宇都宮市大谷(おおや)にある大谷寺(おおやじ)を紹介します。 この大谷寺があるのは大谷石の採石場の中心部にあり、今回の仏像も同じ大谷石から作られています。 大谷石は古くから軽く独…
「櫟野寺」 ちょっと読みにくい漢字、あなたは読めますか? これは“らくやじ”と読みます。 忍者で有名な滋賀県甲賀市にある「櫟野寺(らくやじ)」は「平安仏の宝庫」とも言われています。 この寺は、天台宗比叡山延暦寺の末寺で、…