【仏像展覧会スケジュール2020】東京、奈良、京都、大阪など地域別の展覧会まとめ


現在開催中、もうまもなく開催される仏像の展覧会に関する情報をまとめました。

貴重な仏像を一気に見ることができる仏像の展覧会はぜひチェックしたいですね。

このページではこれから開催される展覧会の情報だけでなく、展覧会での仏像の鑑賞のポイントやおすすめの鑑賞方法、マナーなどもご紹介します。

過去の展覧会訪問レポートも参考としてライブラリの保管をしていますので、ご参考いただけた幸いです。

 

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展覧会での拝観のおすすめポイント

普段なかなかみることができない仏像に出会える

 

展覧会で仏像をみる楽しみは、なんといっても普段なかなか見ることができない仏像に出会えるというものです。

日本にはたくさんの素晴らしい仏像がありますがいつでも拝観できるお寺はごく限られたお寺でしかありません。ほとんどは普段は非公開や秘仏になっている仏像です。そんな普段見ることができない仏像が展覧会では多く出展されます。そんな仏像たちが一気の集合する機会というのが、展覧会の最高の醍醐味(だいごみ)の1つと言えるでしょう。

キャプションを見よう

仏像の展覧会ならではの楽しみ方もあります。展覧会ではキャプションと呼ばれる展示されている展示品の説明書きが書いてあります。

展覧会を企画した学芸員さんや博物館の担当者の人が一生懸命に研究をして、紹介文をまとめあげています。

専門家の方による説明書きは、たくさんの情報がつめこまれているので読み応えがあります。

ただ個人的にはキャプションの説明書きを読む前に自分が仏像から何を感じるかを感じてもらいたいと思っているので、まずはキャプションを見ないで仏像をながめ、その後にキャプションを確認をします。自分が仏像から感じるものと専門家の人の解説にどのようなギャップがあるのかに気づきを感じながら楽しむことをおすすめします。

照明(ライティング)による変化をみる

お寺で実際に仏像を見たことがあるということが前提になりますが、展覧会では展示品をよりかっこよくきれいに見せるために、その仏像が1番よくみえるよう考えられたライティングがされています。

お寺でお祀りされている仏像は厨子のなかにはいっていて、よく姿が確認できないものも多くありますが、ライティングによって姿がはっきりと見え、またライティングによって普段とは印象ががらりと変わる仏像もあります。

お寺よりも仏像の姿や表情がはっきりと見ることができて、このライティングの変化による仏像の印象の違いを感じることができるのも展覧会ならではです。

仏像の背中をみてみよう

展示されている仏像の中には仏像の後ろ側に回り込んで背中や後ろ姿を確認できる仏像もあります。

本来仏像は正面から拝むものなので、背中をきれいにつくりあげる必要は無いはずなのですが、多くの有名な仏像は背中まできれいに彫られています。

しかしながらお寺では壁際に仏像が祀られていたり、厨子の中に祀られたりしていて背中がどのようになっているかは、なかなか見ることができません。

特に菩薩のなかまである十一面観音菩薩は頭の後ろに暴悪大笑面(ぼうあくだいしょうめん)という笑った顔が一面だけありますが、後頭部にあたる顔の真後ろにあるため、笑った顔はなかなか見ることができません。

 

もし展覧会のなかに十一面観音が出展されていたら背中に回り込んで、この暴悪大笑面を確認してみましょう。

暴悪大笑面の微笑んだ顔とにらめっこしてみたり、背中の美しいラインを眺めてウットリしてみるのもおすすめ!

音声ガイド

大きな仏像の展覧会では音声ガイドがついている場合があります。

受付で300円から500円ぐらい追加して払って、入り口のところで専用の機械を受け取って、からだに装着しながら音声で展示品のガイドを聞くことができます。

特に最近では有名な俳優さん声優さんなどバラエティーに富んだ芸能人たちが、音声ガイドを担当していて、そのガイドの個性が光る音声ガイドは、展覧会のもう一つの楽しみにもなります。

 

音声ガイドの良い所は、誰にでも分かりやすく解説されるようナレーションがされていて、専門的な説明書きであるキャプションよりも、耳なじみがよい解説を聞くことができます。

ただしすべての展示品に対して音声ガイドが流れるわけではないので、注意が必要です。

 

また音声ガイドに引きずられて、仏像よりもガイドに意識がいってしまう場合があるので、展覧会の1周目は自分の目だけで見て、2周目もしくは2回目に訪問をしたときに、音声ガイドを聞くと展覧会で仏像を見る楽しみがより増します。

 

図録やグッズを購入する

展覧会では展覧会の図録やグッズが販売されています。図録は展示品のきれいな写真や詳細な解説がぎっしりと詰め込まれています。人気の展覧会では図録が早々に売り切れてしまう場合も多く、なるべく早く展覧会に行って図録をゲットしたり、通信販売で図録を手に入れたりする人もいます。

また大きな展覧会では展覧会にちなんだ仏像グッズが販売されています。メジャーなところでいうとポストカードやクリアファイルなどがありますが、最近ではペンライトやぷにぷにシール、フィギュアなど、仏像グッズのバリエーションはどんどん進化しています!

展覧会での拝観マナー

鑑賞のマナーとして、写真撮影は禁止です。他のお客さんも鑑賞しているので静かに鑑賞しましょう。

また混雑した際にはお互いに譲り合って多くの人が気持ちよく鑑賞できるよう周り人への配慮をするようにしましょう。

変わったマナーとしては展覧会内でのボールペンを使う事は禁止されている場合が多いです。

展覧会でメモを取りたい方は鉛筆をご自宅から持参してもっていくようにしましょう。(展覧会の入り口で鉛筆を借りれることもあります)

 

【便利!】単眼鏡 & 鉛筆ホルダー「美術鑑賞セット」

Amazonでこんな便利なものが売ってました。単眼鏡鉛筆ホルダー美術鑑賞セット

単眼鏡なのでコンパクト。最大4倍の倍率で仏像の細かい部分まで手に取るようにわかります。仏師の技術の高さ、仏像の表情をしっかりと観察するためにあると便利なアイテムです!

また鉛筆ホルダーもメモをとる際の鉛筆に装着します。手になじみやすく書きやすくなります。また短くなった鉛筆も使いやすくなります。

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さぁ、それでは各地方ごとの展覧会についてご紹介していきます!

※展覧会の画像をクリックすると展覧会のホームページにリンクできます。

2020年関東(東京・神奈川など)の仏像展覧会

[終了]1月15日~3月8日 東京国立博物館特別展 日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」

れいわ2年(2020)は、我が国最古の正史『日本書紀にほんしょき』が編纂へんさんされた養老ようろう4年(720)から1300年という記念すべき年です。その冒頭に記された国譲くにゆず神話しんわによると、出雲大社に鎮座ちんざするオオクニヌシは「ゆう」、すなわち人間の能力を超えた世界、いわば神々や祭祀の世界を司るとされています。一方で、天皇は大和の地において「けん」、すなわち目に見える現実世界、政治の世界を司るとされています。つまり、古代において出雲と大和はそれぞれ「幽」と「顕」を象徴する場所として、重要な役割を担っていたのです。

令和2年は、日本が国内外から大いに注目される時でもあります。「幽」と「顕」を象徴する地、島根県と奈良県が東京国立博物館と共同で展覧会を開催し、出雲と大和の名品を一堂に集めて、古代日本の成立やその特質に迫ります。

【中止】3月13日~5月10日 東京国立博物館特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」

 

2021年に延期】 東京国立博物館特別展「聖林寺展(仮)」

 

2020年名古屋周辺の展覧会の仏像展覧会

 

2020年関西(京都・大阪・奈良・和歌山など)の仏像展覧会

【終了】2月4日~3月22日 奈良国立博物館特別展「毘沙門天-北方鎮護のカミ-」

四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)は、須弥山(しゅみせん)世界の四方にいて、仏教世界や仏法を守るカミです。このうち北方を守護する多聞天は、「毘沙門天」の名で単独の像としても造像、信仰され、四天王のなかでも特別の存在でした。
近年、毘沙門天像の優品が相ついで発見されています。奈良時代、8世紀制作と考えられる木心乾漆造(もくしんかんしつづくり)の像(愛媛・如法寺)や、絵の中から抜け出てきたかのような激しい運動感を示す作例(京都・弘源寺)、保安5年(1124)の年紀銘が確認された平安彫刻の貴重な基準作例(個人蔵、米国・ロサンゼルス・カウンティ美術館保管)、また仏師運慶の流れをくむ作者の手になると見られる彩色の美しい鎌倉時代の作品(当館蔵)、あるいは密教修法における調伏法(ちょうぶくほう)に用いられた珍しい双身(そうしん)(二体合体)の像(奈良・東大寺蔵)など、いずれも斯界(しかい)の研究進展に資する重要作例です。
本展は、従来知られている毘沙門天彫像のなかから、とくに優れた作品を厳選し、それらを一堂に会することで、毘沙門天彫像の魅力を存分に味わうことのできる展覧会となります。

注意!会期変更となりました】7月23日~9月13日 京都国立博物館特別展「聖地をたずねて-西国三十三所の信仰と至宝-」

西国三十三所草創から1300年。これを機としてゆかりの深い京都の地で、特別展を開催いたします。今もなお、老若男女、国籍を問わず、人々をひきつける巡礼の魅力を、美しい観音菩薩の姿や各札所の寺宝を通じてご紹介します。観音信仰とともに守り伝えられてきた至宝の数々をご堪能ください。

 

2020年九州の仏像展覧会

その他の地方の展覧会

 

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ここまで紹介してきた仏像展覧会の楽しみ方をつかって、一緒に運慶展を味わってみましょう!

 

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