【仏像展覧会スケジュール2018】東京、奈良、京都、大阪など地域別の展覧会まとめ


現在開催中、もうまもなく開催される仏像の展覧会に関する情報をまとめました。

 

貴重な仏像を一気に見ることができる仏像の展覧会はぜひチェックしたいですね。

このページではこれから開催される展覧会の情報だけでなく、展覧会での仏像の鑑賞のポイントやおすすめの鑑賞方法、マナーなどもご紹介します。

過去の展覧会訪問レポートも参考としてライブラリの保管をしていますので、ご参考いただけた幸いです。

 

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もくじ

展覧会での拝観のおすすめポイント

普段なかなかみることができない仏像に出会える

 

展覧会で仏像をみる楽しみは、なんといっても普段なかなか見ることができない仏像に出会えるというものです。

日本にはたくさんの素晴らしい仏像がありますがいつでも拝観できるお寺はごく限られたお寺でしかありません。ほとんどは普段は非公開や秘仏になっている仏像です。そんな普段見ることができない仏像が展覧会では多く出展されます。

キャプションを見よう

仏像の展覧会ならではの楽しみ方もあります。展覧会ではキャプションと呼ばれる展示されている展示品の説明書きが書いてあります。

 

展覧会を企画した学芸員さんや博物館の担当者の人が一生懸命に研究をして、紹介文をまとめあげています。

 

専門家による説明書きなので正確な情報や、たくさんの情報がつめこまれているので読み応えがあります。

ただし個人的にはキャプションの説明書きを読む前に自分が仏像から何を感じるかを感じてもらいたいと思っているので、まずはキャプションを見ないで仏像をながめ、その後にキャプションを確認をします。

自分が仏像から感じるものと専門家の人の解説にどのようなギャップがあるのかに気づきを感じながら楽しむことをおすすめします。

照明(ライティング)による変化をみる

お寺で実際に仏像を見たことがあるということが前提になりますが、展覧会では展示品をよりかっこよく、きれいに見せるために、その仏像が1番よくみえるよう考えられたライティングがされています。

お寺でお祀りされている仏像は厨子のなかにはいっていて、よく姿が確認できないものも多くありますが、ライティングによって姿がはっきりと見え、またライティングによって普段とは印象ががらりと変わる仏像もあります。

お寺よりも仏像の姿や表情がはっきりと見ることができて、このライティングの変化による仏像の印象の違いを感じることができるのも展覧会ならではです。

仏像の背中をみてみよう

展示されている仏像の中には仏像の後ろ側に回り込んで背中や後ろ姿を確認できる仏像もあります。

本来仏像は正面から拝むものなので、背中をきれいにつくりあげる必要は無いはずなのですが、多くの有名な仏像は背中まできれいに彫られています。

しかしながらお寺では壁際に仏像が祀られていたり、厨子の中に祀られたりしていて背中がどのようになっているかは、なかなか見ることができません。

特に菩薩のなかまである十一面観音菩薩は頭の後ろに暴悪大笑面(ぼうあくだいしょうめん)という笑った顔が一面だけありますが、後頭部にあたる顔の真後ろにあるため、笑った顔はなかなか見ることができません。

 

しかし展覧会で展示されている仏像の中には背中に回り込むことができ、この暴悪大笑面を確認することができます。

ぜひ暴悪大笑面の微笑んだ顔や、背中の美しいラインをうしろから眺めてみましょう。

音声ガイド

大きな仏像の展覧会では音声ガイドがついている場合があります。

受付で300円から500円ぐらい追加して払って、入り口のところで専用の機械を受け取って、からだに装着しながら音声で展示品のガイドを聞くことができます。

特に最近では有名な俳優さん声優さんなどバラエティーに富んだ芸能人たちが、音声ガイドを担当していて、そのガイドの個性が光る音声ガイドは、展覧会のもう一つの楽しみにもなります。

 

音声ガイドの良い所は、誰にでも分かりやすく解説されるようナレーションがされていて、専門的な説明書きであるキャプションよりも、耳なじみがよい解説を聞くことができます。

ただしすべての展示品に対して音声ガイドが流れるわけではないので、注意が必要です。

 

また音声ガイドに引きずられて、仏像よりもガイドに意識がいってしまう場合があるので、展覧会の1周目は自分の目だけで見て、2周目もしくは2回目に訪問をしたときに、音声ガイドを聞くと展覧会で仏像を見る楽しみがより増します。

 

図録やグッズを購入する

展覧会では展覧会の図録やグッズが販売されています。図録は展示品のきれいな写真や詳細な解説がぎっしりと詰め込まれています。人気の展覧会では図録が早々に売り切れてしまう場合も多く、なるべく早く展覧会に行って図録をゲットしたり、通信販売で図録を手に入れたりする人もいます。

また大きな展覧会では展覧会にちなんだ仏像グッズが販売されています。メジャーなところでいうとポストカードやクリアファイルなどがありますが、最近ではペンライトやぷにぷにシール、フィギュアなど、仏像グッズのバリエーションはどんどん進化しています!

展覧会での拝観マナー

鑑賞のマナーとして、写真撮影は禁止です。他のお客さんも鑑賞しているので静かに鑑賞しましょう。

また混雑した際にはお互いに譲り合って多くの人が気持ちよく鑑賞できるよう周り人への配慮をするようにしましょう。

変わったマナーとしては展覧会内でのボールペンを使う事は禁止されている場合が多いです。

展覧会でメモを取りたい方は鉛筆をご自宅から持参してもっていくようにしましょう。(展覧会の入り口で鉛筆を借りれることもあります)

 

さぁ、それでは各地方ごとの展覧会についてご紹介していきます!

 

※展覧会の画像をクリックすると展覧会のホームページにリンクできます。

2018年関東(東京・神奈川など)の仏像展覧会

2018年9月1日~10月14日 多摩美術大学美術館 加東市×多摩美特別展 神仏人 心願の地

加東市×多摩美 特別展 神 仏 人 心願の地 2018年9月1日(土)~10月14日(日)播磨国風土記の郷を今、巡る。

兵庫県の中心からやや南東に位置する加東市。平成18年に社町・滝野町・東条町が合併して誕生した当該エリアは、律令制の播磨国で賀毛郡の大部分を占め古来ひとつの文化圏を形成してきました。市内を見れば南北に流れる加古川そして東西を貫き京都へ続く丹波道が走り、ここが文化の交流の十字路であったことを物語っています。 本展で注目するのは、加東市内の文化財にみる心願の伝承。『播磨国風土記』の世界・仏教文化・中世の姿を色濃く留める神事舞や祭り、さらに近世の遍路文化を取り上げ、祈りの原風景と守り伝えられた文化の息吹をお伝えします。特別開扉の秘仏そして地域に伝わる特別出品の仏像、市外初出品となる中世の面や工芸品・出土遺物など必見の造形から豊かな文化の姿をご発見ください。

 

2018年9月15日~11月25日 日本橋・三井記念美術館「 特別展 「仏像の姿」~微笑む・飾る・踊る~」

日本には、古来多くの優れた仏像が伝えられています。本展覧会は、これら仏像の作者である仏師の豊かな独創性と高度な技術に光を当て、特に仏像の「顔」「装飾」「動き」を切り口に、多様な表現による魅力的な仏像を一堂に展示して、日本人の心と創造力を様々な角度からご覧いただきます。そして、それが未来にどのように継承されるかを考えます。

 

2018年10月2日~12月9日 東京国立博物館特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」

「東京国立博物館特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」の画像検索結果

京都市上京区に所在する大報恩寺は、鎌倉時代初期に開創された古刹です。釈迦如来坐像をご本尊とし、千本釈迦堂の通称で親しまれています。本展では、大報恩寺の秘仏本尊で、快慶の弟子、行快作の釈迦如来坐像、快慶作の十大弟子立像、運慶の弟子筋にあたり、行快とほぼ同じ世代である肥後定慶作の六観音菩薩像など、大報恩寺に伝わる鎌倉彫刻の名品の数々を展示いたします。

<終了しました>2018年1月16日~3月11日 東京国立博物館 特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」 平成館

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御室桜で知られる仁和寺。創建時の本尊と考えられる阿弥陀如来像(国宝)は、当時もっともすぐれた工房の作品です。本展覧会では、仁和寺の寺宝のほか、仁和寺を総本山とする御室派寺院が所蔵する名宝の数々を一堂に紹介します。

 

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現在開催されている特別展「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」の見どころや歴史についてご紹介いたします。★いよいよ上野国立博物館で 仁和寺展がス...

 

 

<終了しました>2018年1月13日~3月11日 神奈川県立金沢文庫特別展「運慶」

「「運慶―鎌倉幕府と霊験伝説―」」の画像検索結果

平成23年の春から7年、金沢文庫でふたたびの運慶展です。今回は「鎌倉幕府と霊験伝説」をテーマに、なぜ不世出の大仏師運慶が誕生したかについて、最新の研究成果と鎌倉ゆかりの尊像をご紹介しながら解き明かします。なお、本展覧会は東京国立博物館「運慶展」(平成29年9月26日~11月26日)と協力しています。異なる展示内容の二つの「運慶展」をご覧になることで、より運慶への理解が深まることと思われます。

 

<終了しました>2018年4月13日~5月27日 上野・東京国立博物館 特別展「創刊記念『國華』130周年「名作誕生-つながる日本美術」

日本美術史上には「名作」と呼ばれる作品が数多く存在します。
時代を代表する作家によって作られた名作、海を越えて日本へもたらされた名作、古典に学び新時代の美意識で生まれ変わった名作など、「名作」はさまざまなドラマをもって誕生し、語り継がれ、作り継がれてきました。
本展では、こうした作品同士の影響関係や共通する背景に着目して、鑑真ゆかりの木彫や美麗な普賢菩薩像など仏教美術の白眉から、雪舟、若冲らの代表作、伊勢物語や源氏物語などの古典文学から生まれた工芸、さらには近代洋画まで、地域、時代を超えた名作の数々を12のテーマで紹介いたします。国宝・重要文化財を含む約120件が集まることによってみえてくる、名作誕生のドラマをぜひご堪能ください。

 

 

2018年名古屋の展覧会の仏像展覧会

 

2018年関西(京都・大阪・奈良・和歌山など)の仏像展覧会

 

2018年8月1日(水)~9月30日(日)、10月3日(水)~11月30日(金) 比叡山延暦寺国宝殿「伝教大師1200年大遠忌記念 至宝展

延暦7年(788年)、伝教大師最澄上人による開創以来、国家を鎮め護る寺として、また日本仏教の母山として、比叡山延暦寺は日本の宗教・歴史の中心的な役割を担ってきました。
度重なる戦乱や災害に見舞われながらも、先人方のたゆまぬ努力によって数々の文化財を守り伝え、それらの多くが国宝・重要文化財に指定されています。しかし、比叡山において通常参拝できる文化財は、ほんの一部に過ぎません。
本展は、元亀の焼き討ちを逃れた西塔瑠璃堂の本尊薬師如来像をはじめ、通常非公開とされる仏像・仏画など貴重な文化財の数々が一堂に会する、またとない機会となります。
信仰の対象として、これまで厨子の奥深くに秘められてきた仏さまをお参りいただくとともに、比叡山の仏教美術の粋をお感じいただければ幸いです。

2018年10月13日~11月25日 【滋賀】大津歴史博物館「湖信会設立60周年記念企画展(第77回企画展)・湖都大津社寺の名宝Ⅱ 」

本年は、市内の観光社寺により発足した湖信会の設立60年にあたります。加盟10社寺の名宝を中心として、湖都大津の神社仏閣に伝わる仏像や神像などの宝物を紹介します。おなじみの像をはじめとして、秘仏や初公開を含む、大津に伝わるバリエーション豊かな仏像や神像の数々をご覧ください。

2018年九州の仏像展覧会

 

その他の地方の展覧会

2018年9月10日~10月14日 本山慈恩寺「慈恩寺の宗教と仏像展」

仏像展チラシ(表)

平成30年9月10日から10月14日まで、新たに重要文化財に指定された聖徳太子立像や、指定変更された釈迦如来坐像などを期間限定で公開いたします。
秘仏を目にする機会ですので、ぜひご覧ください。

<終了しました>2018年4月28日~6月24日 【宮城】東北歴史博物館 東日本大震災復興祈念特別展「東大寺と東北-復興を支えた人々の祈り」」

※会期中に展示替えを行います。
前期展示:4月28日(土)~5月27日(日)
後期展示:5月29日(火)~6月24日(日)

2011年に発生した東日本大震災は、東北地方沿岸部を中心に大きな被害をもたらしました。
今もなお被災地では皆が一丸となって、東北の再生と発展に向けて全力で復興に取り組んでいます。
こうした中、東北歴史博物館(宮城県多賀城市)で、多賀城市と友好都市関係にある奈良市の名刹、華厳宗大本山東大寺の特別な協力を得て、
東日本大震災からの復興を祈念する展覧会を開催する運びとなりました。

奈良時代に創建された東大寺は、その長い歴史において、二度にわたる災禍で大仏(盧舎那大仏)や
伽藍の焼失と復興を繰り返しています。源平の争乱の際、平重衡の南都焼き討ちによって大仏殿はもとより、
堂塔伽藍の大半が焼失しましたが、鎌倉時代に重源上人が中心となって復興を成し遂げました。
しかし、戦国時代には再び奈良が争乱の舞台となり、中心伽藍のほとんどが焼失。
大仏は百年以上も雨ざらしのままとなりましたが、江戸時代に公慶上人が全国を勧進し、多くの人々の力を得ながら再興が実現しました。
その復興は新たな文化や歴史をも創造し、人々に勇気と希望を与えてきました。

東大寺や東北地方に残されてきた数々の史料や寺宝の展示を通して、
東大寺再興の歴史が、震災からの一日も早い復興を願う東北の人々にとって、
「未来への道標」となることを願って、本展を開催します。

 

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ここまで紹介してきた仏像展覧会の楽しみ方をつかって、一緒に運慶展を味わってみましょう!

 

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