プロフィール

 

ごあいさつ

 

 はじめまして、こんにちは。仏像リンクです。このたび仏像コミュニティ「仏像リンク」に訪問いただきまして誠にありがとうございます。仏像リンクとは仏像が好きなひとびとが集う、仏像コミュニティです。

 

 このサイトに訪問してくださった方に最初に仏像リンクの立ち上げのきっかけや運営方針についてお話したいと思います。

 

 仏像リンクの運営方針ですが、『仏像とつながる 仏像をまもる人とつながる 仏像が好きな人同士とつながる 仏像にまつわる、 さまざまな「仏像が好き。」を つなげていくこと』を目指しています。

 

 ここに訪問してくださった方の多くは、仏像を日頃からひんぱんに巡っている人もいれば、どこかのお寺のご住職だったりするかもしれません。仏像って何?仏像ってどうやったら巡ればいいの?と思って訪問してくださっている人も多いかと思います。その多くの人が仏像に興味がある、「仏像が好き。」という気持ちを持っているのではないかと思います。 

 そんな「仏像が好き。」を持つ人々と出会っていきたい、繋げていきたい、リンクさせたいと思い、仏像コミュニティ「仏像リンク」を立ち上げました。

 

 仏像リンクのメインの活動はSNSになりますが、SNSで知り合った人たちをまじえてオフ会を開催しています。オフ会の内容としてはみんなで美術館の展覧会を見に行ったり、地方の仏像を見に行って地域の仏像とその地域の人々と交流するなどの活動をしています。

 

 

 

多摩美術大学美術館「祈りの道へ -四国遍路と土佐のほとけ-」夜間鑑賞オフ

 

 

滋賀県湖南2オフの様子。地元の方による観音さまの紙しばい

このホームページから仏像リンクに初めて触れた方はぜひTwitterやFacebookでフォローいただきまして、その場に集う様々な方をフォローしたり、フォローされたり仏像についての情報を発信したりしてソーシャルでつながったりして楽しんでみていただくことをおすすめいたします。

 

仏像リンクメンバーで現在は観音ガールとして長浜の仏像の魅力を発信しているまめかなさんにインタビューしました。

 

わたしが仏像リンクをつくったきっかけ

 仏像にはじめて出会ったのは高校3年の時。私は教科書の資料集や、仏像好きの従兄弟のお姉ちゃんの仏像話に興味をもち高校3年の時に京都の広隆寺の弥勒如来像を家族で訪問したことで初めて仏像と出会いました。ただ、その時は「仏像っていいもんなんだな」程度にしか思わなかったのですが、その後大学3年の時に1人旅にはまり、その時に訪問した京都・東寺講堂の立体曼荼羅(りったいまんだら)に入った時に全身に衝撃が走り、そこから何かに駆られるように仏像世界にどっぷりとハマっていきました。

 その頃、友人の間で流行していたmixi(ミクシー)で仏像コミュニティを作って、京都・奈良で出会った仏像を投稿していったところ、いつのまにか日本一の会員数をほこる仏像コミュニティとなりました。そしてこのコミュニティをきっかけに仏像を中心としたご縁をたくさんいただき、多くの方と知り合うことができました。

その後mixiの活動をきっかけとして、mixi仏像コミュニティで知り合った一部の仲間たちと『仏像部』として活動していていくことになりました。仏像部の活動では、仏像をより楽しむことを重要視し、仏像を題材にしたクラブイベント“仏像ナイト”の開催や、仏像ライフスタイルマガジン“BTUTUS”などの発行も経験させてもらいました。

仏像ナイトのフライヤー
仏像ナイトの来場者限定で配布された仏像ライフスタイルフリーマガジン「BTUTUS(ブツータス)」
第3回 仏像ナイトの様子。渋谷SUNDAY ISSUEにて。

 最近の近況としては「地方仏」と呼ばれる日本各地の地域にある、地域の特徴を反映した、ふるさとの仏像の魅力に惹かれ、会社員をしながら週末は日本各地の仏像を巡るのがライフワークになっています。

今までの活動のなかで訪問したお寺の数は1,000近くはあると思いますし、出会った仏像の数は1万くらいになってると思います。もしかしたら、日本で最も数多くの仏像を巡っている人間の1人かもしれません。コミュニティの仲間からは、仏像ソムリエや仏像コンシェルジュなどの、ありがたい?称号もいただきましたw

 仏像を訪問させていただくことをきっかけとして今まで知らなかった世界を知ることができ、その結果自分の価値観や考え方がどんどん広がっていきました。

そのような価値観や人のご縁の広がりのおかげで、仏像に出会った時にはまだ未熟な大学生だった自分ですが、今ではなんとか社会人としてやってこられるようになりました。

 しかし振り返ってみると、こうした仏像のご縁や成長は、自分ひとりの力で広がったワケではなく、友人や知人など仏像を通じて知り合った人との出会いによる力がとても大きかったのだと感じます。

 例えば、仏像を通じて知り合った方々が、ある時は「誕生日にプレゼントしてくれた見仏記(本)」だったり、ある時は「一緒に仏像を見に行こうよ!」と誘ってくれた仏像旅行がキッカケとなり、自分の価値観の転換となりました。

 どんどん仏像の魅力に引き込まれていくことで、今まで知らなかった日本文化の素晴らしさ、仏像がおかれている環境がだんだんと厳しくなっていること、仏像をまもっている人々のあたたかさなど、今まで知らなかった世界が、こうした仏像を巡る活動と、その中で出会った人々のおかげで、広げていくことができたと考えております。

 

 …長くなりましたが、仏像リンクを立ち上げたきっかけは、こうした出会いや仏像の魅力を私だけじゃなく多くの人に経験してもらいたい、これからも多くの人と出会いたい、と思い立ち上げました。

 

仏像リンクのメンバー同士の交流会の様子

 

 

これからの目標

 このサイトを立ち上げたのも、仏像リンクの情報発信だけでなく、みなさまにとって、仏像とふれる小さなきっかけになってもらえたらと思い立ち上げました。また日本の各地域の風土や地域の仏像の魅力も伝えていきたいとも考えております。

最近はインターネットの普及により、仏像の情報を手に入れやすくなっていますし、仏像の展覧会なども頻繁に開催されています。ただそもそも仏像って何?仏像をどうやって見たらいいか、お寺はどのようにお参りすればいいのかわからない、という人もまだまだいるのではないかと感じています。そうした人にとって、このサイトが何らかの手助けになればと思ってます。

 

 

 このサイトは誰にでもわかりやすく仏像の世界を理解してもらうことを心がけています。時には仏さまに対して失礼な表現があるかもしれません。しかし人々と仏像との距離が広がっている今、どうしたらその距離が縮まるかを考え、その一つとしてこのサイトでは仏像の基本となる知識やむずかしい事柄を可能な限りかみ砕いて表現することにしました。

 中には噛み砕きすぎたり、私自身仏像を専門的に勉強したことがないため、知識が足りず間違った理解を伝えてしまったり、不快に思われてしまう表現があるかもしれませんが、ご理解いただけますと幸いです。

 

 

 このサイトを通じて仏像を興味をもった方に対して私としては、写真や本で見るのではなく、実際に仏像にお会いすることを強くおすすめしています。超個人的な意見ですが、わたしは仏像には何か見えない力が宿っているような気がしてならないのです。その仏像によって感じる力はさまざま。仏像から感じるものだけではなく、お寺の人や地域の人々と触れ合い、地域のグルメや温泉なども、まるごと楽しむ。ちょっと大げさですが仏像だけでなく、その仏像が息づく環境ごと感じて、楽しんで、愛してもらいたいと思っています。

 

 

仏像リンクとしても、仏像に実際に会いに行くオフ会を不定期ではありますが開催していますので、もし少しでも参加してみたい!と思ったら少しだけ勇気を出して、仏像リンクに遊びに来てみて下さい。

 

 多くの人の「仏像がすき。」がリンクしていくことで、日に日にきびしくなりつつある仏像をとりまく環境が、今よりもよりよくなることを願っています。

 

仏像リンク 幹事

 

 

 

 

本HPではより広くの方との仏像の良さを分かちあり、情報共有やエピソード喚起を目的に「日本の仏像100」(主婦の友社)「日本の仏像」(講談社)、各寺院販売のポストカード等から画像を引用させていただいております。不都合のある画像がございましたらご連絡いただければ速やかに削除させていただきます。