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北限の阿弥陀如来<北海道恵庭市・天融寺/阿弥陀如来立像>

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冬の極寒の北海道へ。この日、北海道内ではマイナス30度を下回るという記録的な冷気に包まれていて羽田空港から飛行機に乗った際も「もしかしたら羽田空港へ引き返すかもしれない」という条件付きでのフライトに挑みました。ドキドキで札幌へ向かったが、何とか飛行機は引き返すことなく無事に到着することができ、初めて冬の北海道に足を踏み入れることができた。

 

北海道の知り合いからおいしい海鮮を食べたいと聞いたところ「トリトン」という回転寿司屋がおいしいよと教えてもらっていたので、お寺に向かう途中車を走っていると「トリトン」の看板が見えた時には寄り道しないわけにはいきませんでした。

 

お寿司で特に印象深いのはヤリイカの3巻盛で、ヤリイカの身、ゲソ、耳、で構成されている。どれも身が締まって食べごたえあるが、噛めば噛むほどイカの甘さが奥から押し寄せてくる、これぞ北海道という味わいでした。その他にも、にしんのネタがあり、これも現地でないとなかなか味わうことができない逸品だなぁと北海道のすばらしさに舌鼓をうちながらお寺へと向かった。

 

 

向かったのは北海道の恵庭市にある「天融寺」さん。境内はとても広く、本堂の外にも釣鐘堂や納骨堂などもある。毎月4日と27日に定期法話会が開催されており、その中でご本尊である阿弥陀如来が拝むことができるということで、私も定期法話会に参加する形で本堂の中央に祀られる阿弥陀如来像を拝むことができた。

 

 

外陣からの拝観となるので細部までは確認することは難しかったが、鎌倉時代の阿弥陀如来像と推測できた。本堂の中央に灯るオレンジ色の光に照らし出されて阿弥陀如来像が光に向かって進む姿にも、厨子の背に反射することによって、光の方から来迎してきたかのように感じることができた。いままで訪問してきた仏像のなかでもっとも北限の地にある阿弥陀如来像だと思う。

 

 

※引用元:文化遺産オンラインより

御住職による法話もすばらしく、聞き入ってしまった。

帰りは夕張郡長沼町にある長沼温泉へ。昭和の温泉風情感じる大きな施設でかなり塩分の濃い茶色短かった温泉にどっぷりつかっていい汗流して札幌に戻りました。