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【秋の特別公開】東京文化財ウィーク2023で出会える仏像・秘仏

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「東京で仏像拝観」と聞くとちょっと意外に感じるかもしれませんが、東京にも1000年以上前に作られた歴史ある仏像がたくさんあります。ただ、東京の仏像は秘仏となっており、なかなかお目にかかれないのが現状です。しかし、そんな東京の仏像を一気に拝観できるチャンスがあります!そのチャンスとは、毎年10月末から11月初旬にかけて開催されるイベント「東京文化財ウィーク」です。この期間中には、東京の仏像たちがその姿を現し、スポットライトを浴びます。

これらの仏像は平安時代からのスーパースターであり、高級レストランのシェフが丹精込めて作ったフルコースのように、魂を込めてひとつひとつ丁寧に生み出された至宝です。これらの仏像は、現代の私たちにもその普遍的な魅力を感じさせてくれ、時代を超えたストーリーを持つ仏像たちが、現代の東京で花開きます。ぜひ東京文化財ウィークを利用して、東京の仏像を数多く巡ってみましょう!

目次
  1. 東京文化財ウィークとは?
  2. 【いつ開催されているの?】東京文化財ウィーク
  3. キッズ向けアクティビティも充実!家族でも楽しめる!
  4. 東京文化財ウィークで出会える都内の仏像たち
  5. 【お役立ち情報】東京文化財ウィークを120%楽しむための豆知識
  6. 【まとめ】東京文化財ウィークを通じて感じる仏像の息吹
  7. 見仏記 (文庫)|みうらじゅん&いとうせいこう
  8. 新TV見仏記 
  9. 地方仏を歩く|丸山尚一 
  10. 図説 みちのく古仏紀行 
  11. 東京近郊仏像めぐり 
  12. 東海美仏散歩 愛知・岐阜・三重 
  13. 1冊でわかる滋賀の仏像 文化財鑑賞ハンドブック 
  14. 奈良仏像めぐり(たびカル) 
  15. 京都仏像めぐり (たびカル) 

東京文化財ウィークとは?

東京文化財ウィークは1998年から東京都教育委員会が主催し、東京の様々な文化財を身近に感じてもらうためのイベントです。10月末〜11月初旬にかけて特別公開期間を開催しており、いつもは拝観することができない貴重な仏像や秘仏が公開されます。

 

東京文化財ウィークの特別公開事業では、普段見ることができない文化財も含め、都内の文化財を一斉に公開します。また企画事業では、文化財めぐりや特別展、講座など、文化財を深く知るためのさまざまなプログラムが行われます。

 

350〜400件の通年公開文化財があり、国宝や重要文化財、江戸時代の城郭や寺社、近代建築、現代アートなどが公開されています。これらの通年で公開されている文化財に加え、東京文化財ウィークの秋の特別公開期間は「特別公開事業」と「企画事業」という2つの大きな柱があり、おおむね100件程度、この期間でしか公開されない貴重な文化財が公開されています。

  • 特別公開事業

    • 普段は非公開の文化財を特別公開します。

    • 例:増上寺経蔵、鉄造阿弥陀如来像(善明寺)、旧寛永寺五重塔(多摩動物公園)、など

  • 企画事業

    • 文化財に関する講座やワークショップなどを開催します。

    • 例:文化財講座「江戸東京の寺社建築」、文化財ワークショップ「江戸時代の紙芝居づくり」、など

これらの文化財は、東京に住む人たちだけでなく、東京を訪れる人々にとっても、東京の歴史や文化をより深く理解するための絶好の機会となっています。また、文化の日を中心に都内全域で開催されることや、各市区町村の協力により実施されることも、このイベントの特徴の一つです。

ぜひこの東京文化財ウィーク期間を狙って、東京周辺の仏像・秘仏を巡る旅をしてみることをおすすめいたします!

【いつ開催されているの?】東京文化財ウィーク

東京文化財ウィーク(特別公開事業や企画事業)のスケジュールはおおむね毎年10月末から11月初旬にかけて開催されます。詳細については東京都のホームページで告知されます。

(外部リンク)東京文化財ウィーク

特に仏像に興味がある方は、11月3日をお忘れなく。この日はとくに特別公開される仏像が数多く公開される重要な日です。文化の日ということもあり、東京文化財ウィークで公開される仏像以外にもこの日に秘仏開帳している寺院も多くあるため、計画的に日程を組むことで一気に仏像めぐりを楽しむことができます。

同じ11月3日に御開帳される越生観音堂の如意輪観音

 

キッズ向けアクティビティも充実!家族でも楽しめる!

「東京文化財ウィーク」は、子供たちにも楽しみながら文化財の大切さを学んでもらうため、様々なプログラムが用意されています。

子供たちが遊び感覚で歴史に触れることができるよう、ゲームやクイズ、宝探し、そしてクリエイティブなワークショップが数多く用意されています。たとえば、考古学者になりきって発掘体験をしたり、古地図を使って宝探しをするなど、体験型のプログラムが充実。子供の好奇心を刺激しながら、学びの場を提供しています。

教育的な楽しみ

東京文化財ウィークは、教育的な要素も忘れていません。子供たちが楽しんで学べるよう、専門のガイドがついたツアーや、歴史的な人物に扮した俳優によるパフォーマンスなど、歴史を身近に感じる企画が満載です。これらの活動を通じて、子供たちは東京の文化的背景について学び、新たな発見をすることでしょう。

家族で楽しめるイベント

親子で楽しめるイベントもたくさんあります。例えば、古民家での和食体験や、伝統的な工芸品を作る体験は、大人も子供も一緒に楽しめる内容となっており、日本の文化に触れる貴重な機会を提供します。家族で文化的な絆を深める絶好のチャンスです。 まとめ 東京文化財ウィークは、子供だけでなく大人も楽しめるイベントとして、毎年多くの家族に愛されています。文化財を守るための意識を育むとともに、歴史を通じて家族の絆を深めるこの素晴らしい週間を、ぜひご体験ください。

キッズサイトの詳細やプログラムのスケジュールについては、キッズ向け公式ウェブサイトをチェックして最新情報を得てください。

東京文化財ウィークで出会える都内の仏像たち

さて東京文化財ウィークで公開される仏像はどんなものがあるのか?ということをご紹介していきたいと思います。東京文化財ウィークでは、いくつかの寺院がそれぞれの貴重な仏像を公開します。東京にこんなに仏像があるの?と意外に思えるひともいるかもしれませんが実は東京にはたくさんの仏像が存在しています。

目黒区・大円寺|木造釈迦如来立像

目黒区にある大円寺では、木造釈迦如来立像が公開されます。この像は秘仏となっていて、限られた期間だけ公開されます。

大円寺の釈迦如来立像は、等身大で、その姿は京都の清凉寺にある平安時代の釈迦如来像を忠実に再現した通称、清凉寺式釈迦如来という形式のものです。鎌倉時代の彫刻特有の迫力と繊細さを併せ持つと評価されています。顔や衣の細かな表現は見る人の心を引きつけます。

この釈迦如来像が大円寺にもたらされた経緯は不明ですが、1958年の修理時に、像がもともと鎌倉の杉本寺にあったこと、そして北条泰時に関連があるかもしれないことが明らかになりました。

公開日時
11月3日から3日間程度
その他、正月、4月8日、甲子の日などにも開帳

 

 

足立区・性翁寺|木造阿弥陀如来坐像(通称:木余り如来)

足立区にある性翁寺の木造阿弥陀如来坐像は、平安時代末期に造られ、東京都の有形文化財に指定されています。約42cmの高さを持ち、別名「木余り如来」または「根元の阿弥陀」として知られています。伝説によれば、行基菩薩が6体の阿弥陀仏を彫った後、悲運の女性・足立姫を弔うために余った木で彫ったとされています。この寺院は女性の幸せを願う場所としても知られ、女性往生の寺として親しまれています。

公開日時
10月31日

 

八王子・龍見寺|木造大日如来坐像(金剛界)

八王子市龍見寺にある平安時代の美しい大日如来です。高さは88.5センチメートルで、細かい木片を組み合わせて作られた寄木造、最初は彫眼とよばれる彫り込まれていた目でしたが後に玉眼となっています。この像は、1000年以上前の1062年に、ある武士が大きな戦いに勝って功績を立てた記念に、聖なる山の神さまを模して作られました。その後、1598年に建てられた龍見寺で、今でも大切にされています。

普通、曹洞宗の寺では大日如来をお祀りすることは少ないのですが、ここでは仏教のお釈迦さまの代わりとして大日如来が崇められてきました。さらに江戸時代には、この大日如来像の横には普賢菩薩と文殊菩薩の像が加わり、仏教の重要な三つの像が一緒になった姿で人々に親しまれています。龍見寺の大日如来像は古い装飾がよく残っており、昔の姿を今に伝えています。

公開日時
10月31日

 

府中市・善明寺|鉄造阿弥陀如来坐像

東京都府中市にある善明寺に祀られている、国の重要文化財に指定されている鉄造の阿弥陀如来坐像は、高さ178センチメートル、重量380キログラムの圧倒的な存在感を放っています。鎌倉時代の作とされ、鉄を使った仏像は現存するものが約100件と稀少で、特にこの像はその大きさから、当時の鋳物師の卓越した技術と精神が感じられます。ざらついた表面や特徴的な顔立ちは鎌倉時代のスタイルを色濃く残しており、かつては武蔵国分寺にあったとされ、いくつかの移動を経て現在に至ります。

【東京文化財ウィーク】府中・善明寺|鉄造阿弥陀如来坐像今回ご紹介する仏像は年に1度のチャンス、東京文化財ウィークで公開される府中・善明寺の阿弥陀如来です。普段は秘仏ですが1年に1日だけその貴...

公開日時
11月3日

 

昭島市・拝島大日堂|木造大日如来坐像・木造釈迦如来坐像・木造阿弥陀如来坐像

昭島市にある拝島大日堂は、1000年以上の長い歴史を持つ天台宗の寺院です。ここでは、東京文化財ウィーク期間中に大日如来坐像、釈迦如来坐像、阿弥陀如来坐像が公開されます。大日如来像は約160センチメートルの高さで、複数の木材を組み合わせた「割矧ぎ造り」という技法によって作られた貴重な作品です。基本的には11月3日限定でさらに11時、13時、15時での公開となります。

公開日時
11月3日 11時、13時、15時

 

【東京文化財ウィーク】拝島大日堂(普明寺)大日如来坐像今回、ご紹介するのは東京「拝島」にある拝島大日堂です。普段は非公開の寺院ですが年に1日だけ東京文化財ウィークのキャンペーン期間で、拝島大...

東村山市・正福寺地蔵堂|千体地蔵・延命地蔵菩薩

東村山市の金剛山正福寺地蔵堂は、東京都で唯一の国宝指定された建造物で、仏教の臨済宗に属します。奈良時代からの歴史を持ち、本尊である延命地蔵菩薩は、奈良の長谷寺に関連が深い仏師によって作られたと言い伝えられています。

また、この地蔵堂には千体地蔵として知られる、様々な種類の小さな地蔵像があり、それぞれ信仰の対象となっています。これらの地蔵像は、病気治癒などの祈願成就後に信者によって奉納されたもので、時間が経つにつれ数が増減しています。本尊の木造延命地蔵菩薩立像は、鎌倉時代もしくは江戸時代初期から中期の作と推測されており、庶民の信仰を集めています。正福寺とその地蔵像は、信仰心と日本の仏像芸術の歴史を感じさせる貴重な文化財です。

公開日時
11月3日

 

文京区・西岸寺|木造阿弥陀如来立像

東京文京区にある西岸寺の所有する、平安時代後期に作られた仏像です。本像は高さ約96.5cmで、平安時代の仏像に特有の落ち着いた姿や穏やかな表情、衣服の表現が見られます。また、この仏像は、立派な螺状の光背(背後にある光の輪)を持ち、細部に至るまで精巧な造りとなっています。

公開日時
10月31日

 

町田市・野津田薬師堂(福王寺旧園地)|日光菩薩・月光菩薩、伝夜叉像

野津田薬師堂は、町田市の静かな薬師池公園内に佇み、素朴な仏像で知られます。ここには、中世の作と思われる日光菩薩と月光菩薩の像があり、それぞれ約90センチの像高を持ち、親しみやすい作風で訪れる人々を迎えます。

日光菩薩は赤い円盤を手にし、月光菩薩は白い円盤を手にしており、どちらもその時代を感じさせる表情や衣の細部に独特の特徴を持っています。また、伝夜叉像についての具体的なデータは存在していませんが、日光月光菩薩像と同様に、初心者でも感じ取れる素朴さと暖かみのある造形が期待できます。これらの像は通常は見ることができない秘仏の薬師如来像の脇侍として安置され、菩薩像の細部まで観察するのは難しいかもしれませんが、その可愛らしさや時代を感じさせる表情は訪れる人々の心を惹きつけます。

公開日時
10月28日~11月5日

 

多摩市・小野神社|木造随身倚像

多摩市にある小野神社の随身倚像は、武蔵国一宮の歴史を伝える小野神社の貴重な文化財です。随身像とは、本来、仏や菩薩を護衛する役目を持つ仏像のことで、日本の神社においては神を守るガードマンの像として位置づけられます。小野神社にある二体の像は、ヒノキ材で作られた寄木造りであり、胡粉地に彩色が施されており、現実の生き生きとした表情を浮かべるために挿入された玉眼が特徴です。東京では数少ない室町時代以前の随身像として、また小野神社の長い歴史の中で極めて重要な存在として注目されています。

公開日時
11月第2日曜日

 

三宅村・満願寺薬師堂|木造薬師如来坐像

東京から離れた三宅島三宅村の満願寺薬師堂にある木造薬師如来坐像は、平安時代の仏像が大破した後、元禄12年(1699年)に仏師・菊池民部によって再造されました。元の仏像の頭部は新しい像の内部に納められており、旧像の手首が流用されている特徴があります。東京文化財ウィークでは普段は非公開の薬師堂が開かれ、この貴重な像を拝観することが可能です。

公開日時
11月3日

 

以前は東京文化財ウィークで公開されていた仏像

・板橋区・泉福寺|木造十一面観音立像

・足立区・明王院|木造如意輪観世音菩薩坐像

・府中市・上染屋八幡神社|銅造阿弥陀如来立像

【お役立ち情報】東京文化財ウィークを120%楽しむための豆知識

東京文化財ウィークでの仏像鑑賞を120%楽しむためのポイントとして、各仏像、文化財が展示されている場所には、その仏像や歴史を解説した「文化財解説カード」が用意されています。これらのカードを集め、自分だけの仏像解説書を作成することができますし、写真としてファイルに残しておくことも可能です。

カードをじっくり眺めて勉強するもよし、あつめて旅の思い出にするもよし、東京文化財ウィークをさらに楽しむことができるアイテムとなっています。

【まとめ】東京文化財ウィークを通じて感じる仏像の息吹

秋の東京で都会派な仏像を一気に拝観するのであれば、「東京文化財ウィーク」がおすすめ!秋の風を感じながら、普段は見ることができないシティボーイな仏像たちに会いに行こきましょう。

東京文化財ウィークでは、東京のいたるところにある、ちょっとシャイな仏像たちが特別に公開されます!1000年以上の時を超えて、今だけ特別に私たちの前に姿を現してくれます。平安時代からの長い歴史を持つ仏像さんたちが、今の東京で輝きを放っている姿は必見。

秋は東京文化財ウィークで、歴史とカルチャーが融合した仏像さんにお会いしてみてください!

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