3月のよく晴れた土曜日。仏像リンクオフ会、地方の仏像を巡るオフ「房総半島」を開催してまいりました!
開催日はとっても晴れていて、まさに仏像日和。
(花粉もたくさん飛んだせいか、若干ムズムズしてしまいましたがw)

房総半島はご存知の方も多いかと思いますが、東京からも直線距離は近いのですが
アクアラインが通った今もなお、なかなか訪問するのが難しい地域。
しかし2013年に千葉市美術館で「仏像半島」の展示会で出会った数々の仏像は
この房総半島の仏教文化史の深さを物語る仏さまたちばかりでした。
私は仏像半島でどんな仏像が展示されているのかあまり調べずに訪問をしたところ
小松寺の薬師如来がメインステージに展示され、その異形ともいうべき
造形に息を飲むほどの衝撃をうけました。
小松寺の薬師如来は本来33年に一度のご開帳ですが
2018年は開山からちょうど1300年目に当たり特別にご開帳されていることを知り
ぜひお寺の雰囲気のなかでこの薬師如来像を堪能したいと思い、このオフ会を企画いたしました。
また私がかつて個人的に訪問して印象にのこった
房総半島地方の仏像を多くの方にご紹介したいと思い企画いたしました。
当日の参加者のみなさんのツイッターの様子をご覧くださいませ。
もくじ
日光寺/木造聖観音立像

日光寺の聖観音立像様、お写真でお姿を拝見した際に『絶対に好き!』と思った観音様。実際にお会いした感想は『もう大好き!!』でした。 pic.twitter.com/pPKngEaBFm
— もりかわ (@mori_kawa_) 2018年3月3日
日光寺(市原市風戸)仏像リンクツアー
市原市のゴルフ場銀座の中にあるお寺。収蔵庫に、地域の人に守られた平安初期の桜の一木造、3mの聖観音像が納められています。損傷があるものの堂々たる体躯に穏和なお顔が印象的です。背中側は、元々木の洞なのか空洞です。#房総仏 pic.twitter.com/zWrXIEO2tq— ちゃぱ (@chapa_env) 2018年3月3日
日光寺 聖観音像#房総仏 pic.twitter.com/WlPdjMJqSh
— 元 熊元 (@moto_kumamoto) 2018年3月3日
東明寺/木造薬師如来立像
東明寺(富津市湊)仏像リンクツアー
上総湊にある智山派のお寺。本尊の薬師如来は2m強のカヤの一木造。トゥるんとしたなで肩で、正面からのお顔は、眠そうに見えるくらい穏やかですが、横から見ると凛々しいです。密かに裏手に祀られている十二神将が慶派と言われており迫力があります。#房総仏 pic.twitter.com/DBOdbSN958— ちゃぱ (@chapa_env) 2018年3月3日
東明寺 千葉県宮津市 ⑵
718年の創建と言われている
以前は海岸に位置し東足寺と称していたが1742年の大津波が起こり当地に移転しました本尊の薬師如来立像は創高216cm、茅材の一木造り
十二神将は鎌倉時代後期作 pic.twitter.com/d9vt0gz7zL— SHINOBU (@SHINOBU10322020) 2018年3月3日
かん七(はかりめ丼)
我々はいつから僧侶になったのだろうか。 pic.twitter.com/WgzJTZbUyP
— さん (@san596san) 2018年3月4日
お昼に穴子美味しくいただきました。
里見八犬伝の聖地へ春ですね😊小松寺の薬師さん薄くって前からみるとしっかりしてるのにびっくり‼そして副住職のあくび
真野寺の覆面千手さん目力凄い‼屋根の力士さんたち頑張ってるね❤
ご一緒した皆さんありがとうございます#ぱん吉くん#房総仏旅 pic.twitter.com/DZENlEkGiv— Moikka!! ten-ten (@H8000m) 2018年3月3日
館山市立博物館(所有:千祥寺)/木造如来形坐像
館山市立博物館 ⑶
戦国大名、里見氏の居城跡である城山公園内にあります
千祥寺所有の木造如来坐像を見にきました
像高約73.8cmの檜の一木造り
平安時代作
切れ長の目にニット帽をかぶった様な螺髪の可愛い仏様でした pic.twitter.com/7pH3QwTmaW— SHINOBU (@SHINOBU10322020) 2018年3月3日
小松寺/木造薬師如来立像(鎌倉・貞観)
小松寺薬師如来 pic.twitter.com/YYrFynq26S
— Sofvot (@sofvot) 2018年3月3日
南房総屈指の古刹、小松寺。
60年に一度と言われる秘仏薬師如来の御開帳。平安時代の様式色濃い不動明王も素晴らしかった。
レプリカながら十一面観音坐像も個性的で見事な造形だったので、委託先の東博の常設展でオリジナルをみたいところ pic.twitter.com/vfKm8rqqWq— ろた y-o (@rt_nihon) 2018年3月4日
小松寺、薬師如来様のご開帳へ。とても横幅の薄い仏様なのですが、正面から拝観するだけではとてもそうとは思えない存在感でした。 pic.twitter.com/sE49yiBhqj
— もりかわ (@mori_kawa_) 2018年3月3日
今日は房総へ仏像拝観に。日光寺、東明寺、館山市立博物館、小松寺、真野寺を訪問。写真は小松寺の副住職。#房総仏 pic.twitter.com/Q2XG3WzIn2
— とも (@kamtk726) 2018年3月3日
真野寺/木造千手観音立像・木造二十八部衆立像風神雷神像・大黒天
真野寺覆面観音:千葉県所在。行基が制作した当尊は霊力が強く、かえって人に災いを与えてしまうことがあった。そのため参拝者が途絶えていたが、遊行中に立ち寄った円仁が覆面を制作し、被せたところ、丁度よくお救いくださるようになったという。pic.twitter.com/G8q89eWhKj
— 仏像紹介BOT (@butsuzobot) 2018年2月22日
真野寺(南房総市久保)仏像リンクツアー
今回の目玉は覆面観音でしたが、一般的には、朝日開運大黒天が有名で、真野大黒天と呼ばれてます。覆面観音は、国札観音の開帳以来ですが、何度見ても行道面を付けたお顔に心動かされます。鐘楼の屋根の不思議な形は、茅葺の上に銅版を乗せたためのようです。 pic.twitter.com/7iwNiE0aHO— ちゃぱ (@chapa_env) 2018年3月3日
真野寺 千葉県南房総市 (5)
725年行基により開創
本尊は覆面千手観音菩薩で行基作と伝えらる
観音様の力は余りにも強大で逆に災いがおきた為お顔を隠したという言い伝えがあります
像高約170cm楠の一木造り
左右には二十八部衆と
風神・雷神慈覚大師が彫ったとされる大黒天も安置されています pic.twitter.com/WuwpHe34XL
— SHINOBU (@SHINOBU10322020) 2018年3月3日
道の駅 とみうら
品川にもどって交流会


おわってみてのみんなの感想
3月3日、ひな祭り。
とは関係なく仏像リンクオフ会に2回目の参加。
とても楽しく嬉し涙と鼻水が混ざる。
目がかゆい。ほぼほぼ花粉のせい。
小松寺の薬師さんが威厳あって圧倒されたなあ…
みなさんありがとうございました! pic.twitter.com/cF0b2PtmMa— もさ (@6221mossa) 2018年3月4日
仏像リンクさん千葉ツアーお世話になりました。楽しかった~。ありがとうございました!
日光寺→東明寺→館山市博物館(千祥寺・如来坐像)→小松寺→真野寺。#房総仏 #仏像リンク
(写真は日光寺の奪衣婆さま) pic.twitter.com/gsbadDJ7Y0— はらぺこヒヨドリ (@hphiyodori) 2018年3月3日
昨日のオフ会で曖昧な情報を言ってしまったので、この場をお借りしてツイートします。十二神将の特別公開は藤沢市の養命寺で、日時は3月20、21日の11時〜16時です。#房総仏
— さぎたりお (@794heiann) 2018年3月4日
仏像ツアー土佐料理屋の打ち上げ後ベルギービールの店で二次会。早起きしたおかげで充実した1日でした^_^ https://t.co/8UqflQxWVt
— ごま (@goma72) 2018年3月3日
仏さまたくさん見て、落ち着いてきたら神社に行きたくなってきたやっぱり高千穂かしら
— っとり (@oohim) 2018年3月4日
参加者のみなさまそれぞれに房総の仏像を楽しんでくれた模様です。
みなさまお疲れさまでした~!
次回は大阪!はてしてどんな仏像に出会えるのか?!
仏像リンクはぜひ多くの方々のご参加をお待ちしております!
近日開催のオフ会のお知らせはこちらをご確認ください!
